HAND ROOMの服作りを支えるパタンナーの仕事

HAND ROOMの服作りを支えるパタンナーの仕事

2025.02.15

HAND ROOMは「日常のための特別な服」をテーマに、シンプルで上質な衣服を提案するブランドです。その服作りの裏側には、デザイナーの想いを形にし、服の完成度を左右する重要な存在、パタンナーがいます。特にHAND ROOMの特徴の一つは、社内に専属のパタンナーを抱えている点です。この体制により、服作りのすべてのプロセスで高いクオリティを実現しています。パタンナーKAWAIが本日は「パタンナーの仕事」について執筆します。

社内にパタンナーがいる強み

○デザイナーとの密接なコミュニケーション

デザイナーとパタンナーが同じ空間で日常的に意見を交わすことで、デザインの意図を正確にパターンに反映することができます。微細なニュアンスや修正も迅速に対応でき、こだわりを細部にまで行き渡らせています。

○迅速な試作・修正プロセス

パターンからサンプルまでの流れがスムーズに進むため、試作や修正にかかる時間を大幅に短縮できます。これにより、デザインの改良や新しい試みもスピーディーに実現できるのが大きな利点です。

○安定した品質管理

社内にパタンナーがいることで、設計段階から縫製、量産までの流れを一貫して管理できます。HAND ROOMでは、ミリ単位の調整や試着検証を徹底的に行い、細部まで美しいシルエットと快適な着心地を追求しています。このようなこだわりが、ブランドの高品質な服作りに直結しています。

パタンナーがこだわるポイント

○素材を活かした設計

HAND ROOMでは、選び抜かれた素材に合わせてパターンを設計します。生地の厚みや伸縮性、通気性を考慮し、体に自然に馴染む服を作り上げます。この工夫が「日常のための特別な服」を実現する鍵となっています。

○シンプルな中の美しさ

HAND ROOMのデザインはシンプルでありながら、肩のラインやウエストのカーブ、袖のフィット感といったディテールに技術が凝縮されています。これらはすべて、パタンナーの熟練した技術と観察力によって支えられています。

HAND ROOMの未来をつくる服作り

HAND ROOMのパタンナーは、社内チームの一員としてブランドの世界観を支え続けています。単に現在の流行に合わせるのではなく、次世代に受け継ぐべき服作りの哲学を実現する存在です。

「毎日着る服だからこそ、最高の着心地と美しさを提供したい」。HAND ROOMの服には、デザインから生産まで社内で一貫して関わるパタンナーの熱意が詰まっています。これからもHAND ROOMは、服を通じて日常に特別な価値を提供し続けていきます。

KAWAI

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